神奈川石材の職人技
東京都染井霊園に粛清に座す松浦家墓所。松浦家始祖は平安時代までさかのぼり、武家そして華族であった日本の氏族の名家である。水軍松浦党が有名である。その松浦家とあるご縁をいただき東京都染井霊園の一部返還工事を請け負うこととなりました。明治17年から662.105㎡の墓所を使用しておりましたが今回231.88㎡を東京都に返還、それに伴う更地に戻す工事を請け負いました。令和3年11月より着工し左記の完成に至りました。工事期間中、幸いにも1つの事故や怪我もなく終了いたしました。ご宗家松浦様に感謝申し上げますとともに携わっていただいた松田壯吾弁護士、東京都の担当者様、霊園管理事務所の皆様、また職人の皆様に感謝申し上げます。
-
令和4年2月吉日 完成引き渡し -
松浦家第41代当主 松浦章様
施工前
施工前、墓地としては広大な面積の中に10m越えの木々に囲まれその30数本の木々の落ち葉や実の数々がご宗家を悩ませていました。また、老朽化や地震などの影響で灯篭が倒壊、江戸時代からの大名墓の数々が傾いている状態でした。今回一部返還の工事内容は左記入口の塀から後方に約12mほどを更地に戻す施工内容です。それに伴い新墓所として使用する場所のリフォーム工事、破損部分の補修等と新しい囲障の設置です。
-
入口 -
返還場所左側 -
大名墓 -
倒壊した灯籠など
搬入路確保と木々伐採
着工初日、まずは車両搬入路を確保するため塀の撤去作業。塀はブロックや土壁ではなくレンガ積みにモルタルを塗ってました。搬入路確保後、重機を入れて造園専門の職人さんにより巧みなチェーンソー使いで、想像以上に早く安全に伐採できました。もちろん抜根もすべて手際のよい作業でした。
-
10m越えの針葉樹 -
塀の撤去
旧墓石の移動、土葬掘り、囲障施工及び整地
伐採と抜根、搬出が終わると土葬掘り。入口の塀の撤去の際の笠木石と敷石を利用して囲障づくり。また大名墓、個人墓合わせて二十数基の据え直しと灯籠の据え直しも行いました。
施工前と施工後
施工例1
施工前の塀と鬱蒼とした木々がなくなり明るくなりました。返還面積231.88㎡が更地に戻りました。
- 施工前
- 施工後
施工例2
大名墓もすべて据え直しをして綺麗になりました。
- 施工前
- 施工後
施工例3
敷地内に墓石を移動、整地して敷石を敷き直しました。また切り株を物置や腰掛けとして残しました。
- 施工前
- 施工後
施工例4
灯籠もすべて据え直しました。
- 施工前
- 施工後
まずはご連絡下さい。
0120-00-1514(フリーダイヤル)