開眼供養と閉眼供養について

おはようございます。

7月に入ってもう半分経ちますね。
時間の早さに正直、驚いております。

今日は
開眼供養閉眼供養
についてお話させていただきます。

もう既にご存知の方は多いと思いますが・・・

★開眼供養(かいげんくよう)

魂入れ、入魂式とも呼ばれます。

簡単に言うと、まだ出来上がったばかりの墓石は
まだ石なんです。
そこへ魂を入れる事によって
お墓になります。

大体が四十九日、お盆、一周忌、お彼岸に
行われます。

そもそも「開眼」は
仏像の目を開くという意味があり、
新しい仏の霊を迎え入れるために
行うものです。

親族等集まり、お墓の清掃をし
供え物を供えて、お経をあげてもらいます。

最近ではあらかじめお墓を建てる方が増え
生前中に行うのは珍しくありません。
その場合は慶びの仏事として
扱われますので、
招かれた際の金封は気を付けてください。

紅白の水引きがかかったもの。
表書きは「御建碑御祝」と入れるのが一般的です。

浄土真宗は魂を入れるという概念がないので
「御移徙(ごいし)」と呼ばれる慶事の用法をとります。

★閉眼供養(へいがんくよう)

引っ越し等様々な事情により
お墓を改葬する場合、
墓石をただの石に戻すために行います。

魂を抜かれた石は
きちんと然るべき処理がなされます。

一番の供養は、やはりお墓参りです。
開眼供養きちんとしたからといって
放っておくのはいけません。
なにか変化があるごとに
家族無事に暮らしていると伝え、
思いを馳せるのが一番です。

自宅から近い場合は
仏壇のように毎日手を合わせてもいいと思います。

高野

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