おはようございます。
6月に入り、久しぶりに連日雨が続きましたね。
どうしても雨が降ると外に出るのが億劫になりますよね。
毎日お墓参りをしていても控える方も少なくないと思います。
今日は雨が降っている場合のお墓のお手入れについて
お話させていただきたいと思います。
とはいっても、基本的にはあまり雨の日はおすすめしません。
縁起が悪いなどではなく地面や墓石が濡れて滑りやすくなっているからです。
こういった事故は非常に多いので気を付けましょう。
もしお墓参りに行くのであれば
滑らないようにいつも以上に慎重に霊園内を歩きましょう。
お墓に着いてまず香炉皿や花立を洗いますが
ここで注意があります。
香炉の中は石の素材のままでザラザラとしており
研磨していない場合が多いと思います。
中の香炉皿を取り出す前に
必ず香炉の中をのぞいて下さい。
5月の暖かさで蜂が巣を作っている場合があります。
ザラザラしているので巣が作りやすく、
巣を作ろうとしている蜂にとっては見つけやすい高さのようです。
気をつけて香炉皿を取り出すようにし
処理しておいた方が良いでしょう。
続いて花立ですが
最近はステンレス製のものが多くなっており、
錆びにくい素材でも要注意です。
水で滑り”つば”の部分で手を切ってしまうケースが多々あります。
これは雨の日に限らず、洗っているときでも切れることが多いので
お気をつけ下さい。
滑って落としてしまい、石が傷ついた等もよく耳にします。
石が傷ついただけではなく、足元を滑らせ
墓石にぶつけてしまい大けがなんてこともございます。
お墓参りが日課となっている方も多いとは思いますが、
雨の日、このシーズンは特に注意してお参りください。
高野