線香をたてる意味って?

おはようございます。

今日は
なぜ故人の霊前や仏壇で線香をたてるのか
お話させていただきます。

そもそもお線香とは
線のように細長いお香で
火をつけると煙とともにいい香りがします。
もとは部屋の臭気を消すために
作られたものなんです。

インドの仏教教典「倶舎論」には
「死後の人間が食べるのは”匂い”だけである」
としている。
生前、善行を積み重ねた死者はいい香りを食べ
悪行を積み重ねた死者は悪臭しか食べられない。
と、言われているので
みんないい匂いのお線香を焚いたとか。

もしくは、煙に乗って天まで(天界の良い位置まで)
行けますように。と願って焚いたり、

霊前、仏壇前の臭気をお線香で
取り祓うという意味もあるそうです。

さまざまな意味合いがありますが、
どれも間違いではありません。

どれも故人を惜しむ
供え物として用いられています。

煙を供える。という考え方だと
なんだかオシャレな感じがしますよね。
私はとても素敵だなと思いました。

高野

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